专利摘要:
キャップ装填領域(4)からキャップ放出領域(6)までの移送経路(5)を画定するキャップ移送ライン(8)と、キャップ転送ライン(8)に沿って摺動可能に設置されるキャッププッシャ(16)とを備え、該キャッププッシャ(16)が、移送経路(5)から離れている静止位置と、中に配置されたキャップ(2)と当接するために移送経路(5)に少なくとも部分的に重なるアクティブ位置とを有するキャップ移送ユニット(1)。
公开号:JP2011509229A
申请号:JP2010541850
申请日:2008-01-11
公开日:2011-03-24
发明作者:セシ,イヴァーノ
申请人:シデル パーティシペイションズ;
IPC主号:B65G47-00
专利说明:

[0001] 本発明はコンテナ産業に関し、より具体的にはコンテナのキャップ締めに関する。]
背景技術

[0002] コンテナはいったん充填されると、キャップ供給ユニットによって供給されるキャップを使用してキャップ締めユニットにおいて直ちにキャップ締めされる。]
[0003] 通常のキャップ供給ユニットでは、キャップはホッパーからキャップ供給ラインへと供給され、キャップはそこで少なくとも1列になってキャップ締めユニットに向かって移動する。キャップは最初は滅菌されていない環境(ホッパーなど)に保管されているため、それらはキャップ締めユニットに到達する前に滅菌されるのが一般的である。]
[0004] より正確には、キャップは一般に、この後に充填されたコンテナを無菌状態で閉鎖するためにキャップ移送ユニットによって移送経路に沿って滅菌チャンバ内に移動され、そこで例えば高温の過酸化水素を噴霧することによって滅菌される。キャップの滅菌に関するさらなる詳細については、米国特許出願第2007/0006550号(SIG TECHNOLOGY)を参照することができる。]
[0005] キャップをその経路に沿って移動させるのに、供給ラインの構造およびキャップが受ける作用によって複数の技術が通常使用される。例えばホッパーからのキャップの供給は、傾斜した(または垂直の)供給ラインに対する重力のみによって実現することができる。キャップの経路の他の部分では、この経路の近傍に配置される空気ノズルによって供給されるパルス式の空気流によってキャップを移動させることができる。キャップの供給速度は最後には所定のキャップ締め速度と等しくなる必要があり、このキャップ締め速度はコンテナを充填する速度と等しいため、キャップを滑らかかつ迅速に移動させるようにすることが重要である。今日ではこのような速度は、一時間あたり数万個を達成することが可能である。]
[0006] 滅菌チャンバ内を通るキャップの移送は、キャップを滅菌作用体にさらすのに所定の時間をかけなければならないことからキャップを扱う際の特殊な動作であり、この所定の時間は、滅菌を実現するのに十分な長さであり、およびさらに高温の過酸化水素が表面腐食を引き起こす可能性があることからキャップが損傷しないような短い時間でなければならない。]
[0007] このことが理由で、滅菌チャンバ内におけるキャップの移動速度は、例えばキャップ移送ラインの搭載領域に配置され回転速度が所定値に設定された移送ホイールを利用して全体的に制御される。また滅菌工程においてキャップの制御されない移動を避けるために、キャップ移送ラインを水平に配置するのが好ましい。さらに滅菌チャンバ内の環境は滅菌状態を維持する必要があるため、キャップを移送ラインに沿って押しやるのに空気ノズルを使用することはできない。]
[0008] このような設計は、大きな問題につながる可能性がある。例えば上流キャップが詰まることによって、あるいはホッパーが空になることによってキャップが移送ホイールの上流からなくなった場合、移送経路に沿って滅菌チャンバ内にたまっているキャップが停止し、これによりキャップが損傷することになる。]
課題を解決するための手段

[0009] 本発明の目的は、キャップが損傷するリスクが低下し信頼性が向上したキャップ移送ユニットを提供することである。]
[0010] したがって本発明は、キャップ装填領域からキャップ放出領域までの移送経路を画定するキャップ移送ラインと、キャップ移送ラインに沿って摺動可能に設置されるキャッププッシャとを備え、該キャッププッシャが、移送経路から離れている静止位置と、中に配置されたキャップと当接するために移送経路に少なくとも部分的に重なるアクティブ位置とを有するキャップ移送ユニットを提供することである。]
[0011] 本発明の上記のおよび他の目的および利点は、好ましい実施形態の詳細な記載を添付の図面と併せて考慮することによって明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0012] 本発明によるキャップ移送ユニットを示す上面斜視図である。
キャッププッシャが静止位置にある、図1のキャップ移送ユニットの装填領域に焦点を当てた、一部を切り取った拡大斜視図である。
キャッププッシャがアクティブ位置にある図2と同様の図である。
図3のキャップ移送ユニットの部分切欠図である。
キャッププッシャが停止位置にある、放出領域に焦点を当てたキャップ移送ユニットの拡大斜視図である。] 図1 図2 図3
実施例

[0013] 次に図に移ると、中でコンテナが滅菌および充填されその後キャップ締めされるコンテナを扱う機械の一部として、キャップ移送ユニット1が示されている。]
[0014] キャップ2は、機械のフレームの頂部に置かれる例えば回転式/振動式のホッパー(図示せず)の中にばらで置かれ、ホッパーからキャップ2の列を受ける上流キャップ供給ライン3に供給される。]
[0015] キャップ供給ライン3は、ホッパーから、キャップ2がキャップ移送ユニット1に供給される装填領域4にキャップ2を移動させる。キャップ2は次に、キャップ移送ユニット1によってそのくぼみが下に向けられてキャップ装填領域4からキャップ移送経路5に沿ってキャップ放出領域6まで移送される。キャップ放出領域6でキャップ2は、この中でキャップがコンテナキャップ締めユニットまで移動される下流キャップ供給ライン7に供給され、キャップ2はそこでコンテナの口の上に配置されそれに対してねじ込まれる。]
[0016] 移送経路5は、キャップ滅菌チャンバにわたって水平方向に直線に進む。より正確には、図示のようにコンテナ移送ユニット1は、キャップ2を摺動可能に受ける内部空間10を協働して画定する一群のワイヤ9を含む直線ガイドレール8を備える。]
[0017] 装填領域4において、図1に表され、かつ図2および図3により詳細に表されるように、キャップ移送ユニット1は、上流キャップ供給ライン3とガイドレール8との間に介在するキャップ移送スターホイール11を備える。スターホイール11は、その周縁部にキャップ2に係合するための複数の凹部12を有して設けられる。上流供給ライン3とガイドレール8の近位端との間に湾曲したガイド13が設置され、凹部12が受けたキャップ2がこれに沿って誘導レール8へと移動される円の弧である経路14を画定する。] 図1 図2 図3
[0018] 図2に表されるように、スターホイール11は、機械フレームに固定されたモータ15によって駆動される。モータ15は、スターホイール11の回転速度を制御し、かつこれにより通常の作動におけるガイドレール8内でのキャップ2の線形速度を制御し、この線形速度はスターホイール11の接線速度に一致する。] 図2
[0019] キャップ移送ユニット1はさらに、キャップ移送経路5に沿って摺動可能に設置されるキャッププッシャ16を備える。より正確にはキャッププッシャ16は、以下でさらに詳細に開示されるように、ガイドレール8に対して平行にかつそれより上に延在する円筒形の誘導ロッド18の上に摺動可能に設置される本体17と、キャップ2に接触するために本体17から下方に突出する指19とを備える。]
[0020] 図2から図5に表されるように、キャッププッシャ16は3つの位置、すなわち、
−キャッププッシャ16が移送経路5から離れている、より正確には装填領域4の近傍で移送経路5より上流に位置するキャップから離れた区域20内の静止位置(図2)と、
−キャッププッシャ16が放出領域6の近傍で移送経路5から離れている、より正確には放出領域6の近傍で移送経路5より下流に位置するキャップから離れた区域21内の停止位置と、
−静止位置と停止位置の中間にあり、キャッププッシャ16が移送経路5に沿って装填領域4と放出領域6との間に配置され、キャッププッシャ16が、移送経路5に少なくとも部分的に重なるアクティブ位置とを有する。] 図2 図5
[0021] より正確には、アクティブ位置では、キャップを移送経路5に沿って放出領域6まで押すために、指19は、中に配置され静止状態のキャップ2に当接するためにガイドレール8の内部空間10を横切って突出する。]
[0022] 静止位置は、キャップ2の流れがスターホイール11を介して上流供給ライン3からガイドレール8まで途切れずに供給される限り、キャップ移送ユニット1の通常の作動においてキャッププッシャ16が作用しない位置である。]
[0023] しかしながら、この流れが(少なくとも一時的に)中断されたとき、例えばホッパーが空になり、かつそれがまだ補充されないとき、ガイドレール8にもはやキャップ2は供給されず、これによりその中にあるキャップ2はスターホイール11の回転を受けてこれ以上は移動されず、したがって移送経路5に沿って停止する。]
[0024] 滅菌媒体(例えば、高温の過酸化水素)による表面腐食の可能性があることに起因してキャップが損傷する可能性に結びつく恐れがあるため(およびこれによりキャップまたはさらには充填されたコンテナが無駄になる)、移送経路5に沿ってキャップ2を静止状態にしないことが勧告される。]
[0025] したがって装填領域4においてキャップ2の流れが中断されたことが感知されるとすぐに、キャッププッシャ16は、その静止位置からそのアクティブ位置(図3)へと並進され、このアクティブ位置で指19は、ガイドレール8内で静止状態のキャップ2の列に当接する。プッシャ16が移送経路5に沿って移動する際、それは誘導レール8内でキャップ2を放出領域6に向かって摺動させ、キャップはそこで下流キャップ供給ライン7に供給される。キャッププッシャ16は次にその停止位置に到達し、そこでそれは停止しその静止位置へと戻るように並進する。] 図3
[0026] キャッププッシャ16が移動する際、そのアクティブ位置のときと同様に、追加のキャップ2がキャッププッシャ16の上流のガイドレール8に供給されないようにスターホイール11が止められ、これによりキャッププッシャ16がその静止位置に戻る時のキャップの詰まりが回避される。]
[0027] キャップ2の流れの中断は、例えば装填領域4内の例えば湾曲ガイド13の垂直面のところに位置する有無センサを利用して感知することができ、これにより所定の時間(例えば5つの連続するキャップが通常通過する時間に相当する)にわたってキャップがないことが感知される際、センサは緊急信号を制御ユニットに送信し、この制御ユニットが反応して、中にたまっている残りのキャップ2をガイドレール8から取り出すために、スターホイール11の一時停止(stopover)およびキャッププッシャ16の移動を命令する。]
[0028] 図面に表されるように、移送経路5に沿ったキャッププッシャ16の移動は、放出領域6の近傍に配置された駆動滑車24と、装填領域4の近傍に配置された従動滑車25との間に設置された駆動ケーブル23を備える駆動ユニット22によって保証される。]
[0029] 図2に示されるように、従動滑車25は機械フレームに固定されたブラケット26に設置され、ケーブル23を確実に張らせるために従動滑車25の近傍の横方向に進んだところにケーブルを張るための滑車27が設置される。] 図2
[0030] 図3に表されるように、駆動滑車24を回転させ、およびこれによりケーブル23(およびこれに固定されているキャッププッシャ16)を移送経路5に沿って並進させるために駆動滑車24にモータ28が結合されている。] 図3
[0031] ケーブル23は、誘導レール8に平行してその近傍を走る前方素線29と、そこから一定の距離離れて走る後方素線30とを含む。キャッププッシャ16は、素線29に剛性にクランプ留めするためにキャッププッシャ16の本体17にねじ留めされた側部板31を利用して、ケーブル23の前方素線29に取り付けられる。]
[0032] さらにキャッププッシャ16の位置を制御するために、例えば静止位置のキャッププッシャ16の有無を感知するために静止位置(図2)で垂直に配置される第1のセンサ32、および停止位置のキャッププッシャ16の有無を感知するために停止位置(図5)で垂直に配置される停止センサ33などの有無センサ(例えば容量センサー)を設けることができる。] 図2 図5
[0033] 本発明によるキャップ移送ユニット1は、通常のキャップ移動手段(例えばパルス式空気など)が適用されないキャップを扱う領域において安全かつ信頼できる緊急時のキャップの移動を実現する。]
权利要求:

請求項1
キャップ装填領域(4)からキャップ放出領域(6)までの移送経路(5)を画定するキャップ移送ライン(8)を備えるキャップ移送ユニット(1)であって、前記キャップ転送ライン(8)に沿って摺動可能に設置されるキャッププッシャ(16)をさらに備え、前記キャッププッシャ(16)が、前記移送経路(5)から離れている静止位置と、中に配置されたキャップ(2)に当接するために前記移送経路(5)に少なくとも部分的に重なるアクティブ位置とを有することを特徴とするキャップ移送ユニット(1)。
請求項2
前記キャップ移送ライン(8)に平行して設置され、前記プッシャ(16)がその上に摺動可能に設置される誘導ロッド(18)を備える、請求項1に記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項3
前記プッシャ(16)が、前記誘導ロッド(18)の上に設置される本体(17)と、前記キャップ(2)に接触するために前記本体(17)から突出する指(19)とを備える、請求項1または2に記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項4
前記移送経路(5)に沿って前記キャッププッシャ(16)を移動させる駆動ユニット(22)をさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項5
前記駆動ユニット(22)が、前記キャッププッシャ(16)が固定される素線(29)を有する駆動ケーブル(23)を備える、請求項4に記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項6
前記駆動ユニット(22)が、前記ケーブル(23)がその間に設置される駆動滑車(24)および従動滑車(25)と、前記駆動滑車(24)に結合されたモータ(28)とを備える、請求項5に記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項7
前記静止位置において、前記プッシャ(16)が、前記装填領域(4)の近傍で前記移送経路(5)を超えて配置される、請求項1から6のいずれかに記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項8
その静止位置での前記キャッププッシャ(16)の有無を感知するセンサ(32)をさらに備える、請求項1から7のいずれかに記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項9
前記キャッププッシャ(16)が、前記放出領域(6)の近傍で前記移送経路(5)から離れている停止位置を有する、請求項1から8のいずれかに記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項10
前記停止位置において、前記キャッププッシャ(16)が前記移送経路(5)を超えて配置される、請求項9に記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項11
前記停止位置で前記キャッププッシャ(16)の有無を感知するセンサ(33)をさらに備える、請求項10または11に記載のキャップ移送ユニット(1)。
請求項12
前記キャップ転送ライン(8)が、前記キャップ(2)を摺動可能に受けるガイドレール(8)の形態である、請求項1から8のいずれかに記載のキャップ移送ユニット(1)。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-12-29| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111228 |
2013-01-04| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121228 |
2013-06-11| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130611 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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